四十年以上、
高品質な鉄骨を自社生産で管理提供し続ける会社。
それが「ヤマナカ製作所」です。
自社工場での品質管理・加工を弊社の熟練工が行い自社生産することにより、確かな品質の製品を提供することが出来ます。
また、自社生産を行うことで余分な コストがかからず低コストでの提供が可能となります。 そして何より大量生産ではなく、ひとつひとつオーダーメイドでの受注生産のため、各部の精密な納まりを可能とし、精密な出来上がりのものをご提供することが可能となるのです。熟練工の知識と経験でお客様の細かな要望にお応えします。
※ 職人がひとつずつ丁寧に加工を行う為、受注が重なっている場合には少々お時間をいただく場合がございます。
国土交通大臣認定工場
なぜ自社生産鉄骨にこだわるの?教えて!山中社長!!
山中 博之(1964年生まれ A型)
趣味はゴルフと釣り
座右の銘は『思考は現実化する』
Q自社生産鉄骨のルーツは?
A
創業当初は農機具などを作る鍛冶屋でした。徐々に鉄骨の加工をするようになり、現在では 自社生産鉄骨での建物作りに発展しました。
Q自社生産の魅力は何ですか?
A
一番は、細かな部分まで職人が計算し、その職人が加工するので精密な仕上がりを実現できるところです。 溶接に関しては、どこでも検査によって品質は保証されますが、どのように行われているか、誰が行ったかが分かるのは自社生産ならではです。弊社では腕の立つ熟練工が行い、全行程を把握したうえで確かな品質のものをご提供できるところが強みでもあります。
Qそもそも鉄骨って何でしょう?
A
建築物の軀体(主要となる構造部分)に用いる鉄鋼部材です。鋼材の分類も、厚さ・製鋼・形状・規格などがあります。「厚さ」分類、6ミリ以上が重量鉄骨で、6ミリ以下は軽量鉄骨となります。重量鉄骨は主にラーメン構造、トラス構造に用いられます。というわけで弊社のマイシェルターの鉄骨は重量鉄骨ラーメン構造となるわけです。せっかくなのでついでにご説明しますと、H鋼は「形状」分類で、引っ張り、曲げ、圧縮の応力に耐えるとてもバランスの良い鋼材で最も用いられている鋼材です。「SS材」「SM材」と呼んでいるのは「規格」です。
Q鉄と鋼と鉄鋼って同じモノですか?
A
厳密に言えば、鉄は26番目の元素記号で合金の主原料ですが、鋼と鉄鋼は合金という意味で同じです。工業的には純鉄鋼、鋳鋼、合金鋼、銑鉄、鋳鉄などを総して鉄鋼と言うことが多いですが、一般的には鉄も鋼も鉄鋼も同じ感覚で良いと思います。「鉄」は強さの象徴でもあり、馴染みもあるので好まれるのではないでしょうか。
Q鉄鋼ってたくさん種類があるんですか?
A
特に鋼の分類は使い勝手が良いせいで、用途や製法、強度区分、炭素量などで分かれ多種多様で複雑です。例えば特殊鋼(合金鋼)は「成分」。ステンレス鋼は「性質」。刃物・工具・ピアノ線は「用途」です。一般構造、建築用構造用も「用途」です。
Q鉄骨へのこだわりを語ってください
A
鉄は鉄器時代という名の先史時代があるほど歴史は古く重要な存在です。炭素をはじめとする合金元素を添加することで黒鉄(くろがね)が、鋼(はがね)となり、多用な合金が作れる極めて優秀な素材となります。炭素量や焼入れを行うことで、用途に合わせてどんな形や性質にも調節できる「鉄」という存在の面白さも自社生産にこだわる理由のひとつかもしれませんね。